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リアルな2人
久しぶりに書いてみようと思っていたら、なんと、久しぶりのリーダーが
下らない妄想を楽しそうに綴っています。
この妄想、結構長い時間、語られた事があります。ディテールまで同じです。

因みに、私にも同じようなシチュエーション妄想があります。
それはまたの機会で。

ところで、5月12日はみんなの大好きな、エミリオ・エステヴェスさんの誕生日でした。
エステベスじゃないんですね、家のカレンダーでは。

昔、エミリオ・エステベスが大好きな女の子がいて、
彼女はホリスプメンバー全員が働いていた、ビデオ屋のバイトの子でした。
その話をリーダーのK君と想い出的に話ながら笑っていました。
彼女はまた、ジェームス・スペイダーのファンでもあります。

リアルすぎるチョイスだよね、と言って笑っているうちに、
私はK君に言いました。
「君もリアルな人ばかり、好きだと言うよね」と。
彼は、キルスティン・ダンストがいいと言うのです。
他にも、名だたるハリウッド女優の好みが全部リアルなのです。
ヘップバーンよりもバーグマン、というタイプです。
気持悪いね、と言ったら、「人の事は言えないだろ?」と憤慨されました。
振り返ってみると、人の事は言えないくらいリアルでした。

自分の中で一番リアルな好みの俳優は、ジョヴァンニ・リビシだな、と思います。
次が、セス・グリーンです。
興味のある方は、ぜひ調べてみて下さい。
もう一人、イーサン・エンブリーもかなり気に入っています。
彼もリアルですね。

私たちの共通の友人には、サンドラ・ブロックが好きだ、という奴がいます。
因みに、サンドラ・ブロックはアメリカ人が一番好きな女優だというのを
何かで見た事があります。ネルシャツが一番似合う、ハリウッド女優であることは
周知の事実ですが、アメリカ人は好みがリアルなのですね、意外と。

ジェームス・スペイダーの事を考えると、いつも辿り着く想い出が一つあります。

高校生のとき、私はお小遣いを全部、映画につぎ込んでいました。
毎月、二本立ての映画を何回見に行けるか、計画を立てては一人で足を運んでいました。
映画雑誌もかなり真剣に読んでは、ピアを立ち読みしてチェックをして、
ある時、「バッド・インフルエンス」という映画を発見しました。
横浜の小さな映画館が一カ所だけ流しているような、かなりの小作品です。
学校が引けるとすぐに、私は最終日の最終回の直前に映画館に滑り込みました。

映画が始まる頃から薄々感づいてはいたのですが、観客は私の他には、
大学生くらいの女の人しかいなかったのです。2人だけ。
映画が終わってロビーに出ると、映画館のおじさんが私たちを呼び止めました。
「これ、2人で分けなよ」と言われて差し出していたのは、
その当時、映画館によくあった、プレス用の写真みたいな宣材でした。

4枚くらいあったその写真から、初対面のおねえさんとモジモジしながら
どうします?的な雰囲気で選ぶことにしました。
おねえさんは、恥ずかしそうに「じゃあ、これとこれ」と選びました。

彼女の選ぶものは全て、ジェームス・スペイダーが写っていました。
そう、彼女はジェームス・スペイダーのファンなのです。
私はホッとしました。

なぜなら、私が欲しかったのは、もう一人の方。
そこには全て、ロブ・ロウが写っていたからです。

好みがリアルな人しか見ない映画なのです。多分。
by hollysplings | 2009-05-14 00:01
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